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2026年5月23日
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ラボ
LAB/RESEARCH/ARENA — アルバルク東京
アリーナ戦略アルバルク東京トヨタ自動車Bプレミア2026.05.22

TOYOTA ARENA TOKYO開業で8,560人

アルバルク東京とトヨタが描く江東区アリーナ戦略

2025-26 平均来場者数
8,560
前年比 +25.5%
アリーナ収容人数
10,000
VIPルーム・スイート含む
開業
2025.10
こけら落とし vs 宇都宮ブレックス

2025年10月3日、東京・江東区青海にTOYOTA ARENA TOKYOが開業した。トヨタ自動車グループが主導した民設民営アリーナは、かつてMEGA WEBが立地したお台場エリアの跡地に建設。アルバルク東京の2025-26シーズン平均来場者数は8,560人となり、Bリーグ全体2位に躍り出た。

アリーナ概要

正式名称TOYOTA ARENA TOKYO
所在地東京都江東区青海1-3-1(旧パレットタウン・MEGA WEB跡地)
収容人数最大約10,000席(コンサート時約8,000席)
開業日2025年10月3日(アルバルク東京 vs 宇都宮ブレックス 開幕戦)
設計・施工鹿島建設
建物規模地上6階・地下1階、延床面積約38,039㎡
土地・建物所有トヨタ不動産株式会社(トヨタ自動車100%子会社)
VIP施設スイートルーム16室・テラススイート6室・TOYOTAプレミアムラウンジ(152名)・クラブラウンジ(276名)

トヨタが「アリーナ事業」に参入した背景

TOYOTA ARENA TOKYOの開発主体はトヨタ不動産株式会社(トヨタ自動車の100%子会社)。土地はトヨタ自動車が所有し、建設・運営をグループで完結させる垂直統合型の事業モデルだ。

2020年3月に計画発表、2022年8月にトヨタ自動車・トヨタ不動産・アルバルク東京の合同プロジェクト「TOKYO A-ARENA PROJECT」として正式発表。2023年7月着工、2025年6月竣工という約5年がかりのプロジェクトだ。

命名権はトヨタ自動車ブランドを直接使用(対外的なスポンサー契約ではなく自社ブランド冠)。これはトヨタがこのアリーナを「自社の資産」として長期的に活用する意図を示している。

2026-27シーズンから東京サンロッカーズと共同使用

2025-26シーズンはアルバルク東京が単独使用しているが、2026-27シーズン(Bプレミア開幕)からは東京サンロッカーズ(旧称:サンロッカーズ渋谷)も同アリーナをホームとして共用する。

東京サンロッカーズ 移転概要
クラブ旧称サンロッカーズ渋谷(日立製作所)
新称東京サンロッカーズ(2026-27〜)
ホームタウン変更渋谷区 → 江東区
旧ホーム青山学院記念館・渋谷区体育館(〜3,000席)
新ホームTOYOTA ARENA TOKYO(10,090席)
移転理由Bプレミア参入要件(5,000席)への対応

同一アリーナを2クラブが共用するのはBリーグ初。2026年4月8日には先行して東京サンロッカーズ主管ゲーム(vs 川崎ブレイブサンダース)をTOYOTA ARENA TOKYOで開催し、共用の可能性をテストした。NBAでもLAレイカーズとLAクリッパーズがCrypto.com Arenaを共用するモデルがあり、東京での2クラブ共用はBリーグの「NBA化」を象徴する動きとも言える。

8,560人の射程:さらなる成長の余地

平均8,560人は旧本拠地(代々木第一体育館等6,000〜8,000人規模)からの移転効果だが、10,000席に対する稼働率は85.6%。満員近くで運営できれば、チケット収入・スポンサー収入ともに旧会場時代から大幅に拡大する。VIPスイートの充実(22室+ラウンジ)はB2B収益(法人チケット・接待)への転換も期待できる。2026-27シーズンから加わる東京サンロッカーズとの共用により、同アリーナは年間100試合超を集客するBリーグのフラッグシップ施設になる。

決算スナップショット

本記事のデータは 2024-25シーズン決算 に基づきます(執筆時点の最新公開データ)。 急成長クラブが多いBリーグでは1シーズン分の変化が大きい場合があります。
出典:B.LEAGUE マーケティングレポート 2025-26シーズン(2026-05-21)、トヨタ自動車公式プレスリリース、建設通信新聞、アルバルク東京公式