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2026年5月23日
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LAB/RESEARCH/ARENA — 茨城ロボッツ
アリーナ改修茨城ロボッツBプレミア第4次動員苦境2026.05.22

みとアリーナ改修と第4次審査突破

茨城ロボッツ — 3,307人から5,031席への道

2025-26 平均来場者数
3,307
前年比 -21.5%
改修後アリーナ席数
5,031
スイート14室含む・2026年3月完成
改修費
約5億円
スイート・ラウンジ・ビジョン新設

茨城ロボッツは2024年12月にBプレミア第4次審査を通過し、参入が決定した。しかしそのBプレミア直前シーズンである2025-26は、アリーナ改修工事のため本拠地が使えず、日立・神栖の2会場に分散して平均3,307人(前年比-21.5%)と苦しい1年を過ごした。

アダストリアみとアリーナ 改修概要

施設名称アダストリアみとアリーナ(水戸市総合運動公園体育館)
所在地茨城県水戸市
改修後収容最大5,031席(VIPルーム含む)
改修内容スイートルーム14室(6人×6・8人×6・9人×2、計102席)、ラウンジシート180席、センタービジョン新設、リボンビジョン新設
改修費用約5億円
工事期間2025年5月〜2026年3月
再開2026年1月から一般貸し出し先行再開、本格稼働は2026年3月以降

第4次審査突破の経緯 — アリーナ計画が鍵だった

茨城ロボッツは1〜3次審査でアリーナ要件(5,000席以上)が未達として通過できなかったが、集客(4,000人超)・収益(12億円超)の基準は既にクリアしていた。

第4次審査 通過の構図(2024年12月19日)
✓ 平均来場者数:4,214人(2024-25実績)
✓ クラブ収益:12億円以上 — 条件クリア
✓ アリーナ改修計画:スイート設置・5,000席超 — 計画が認められ通過

審査では「現状の座席数」ではなく「改修計画の確実性」が評価された。約5億円の改修費と具体的な工程表が、Bリーグ側に認められた形だ。京都ハンナリーズと並び、4次審査(最後の審査回)での通過組となった。

代替2会場での分散開催 — 水戸から60〜80km

池の川さくらアリーナ
収容規模小・遠距離
日立市水戸から約60km北
かみす防災アリーナ
収容規模小・遠距離
神栖市水戸から約80km南東

水戸ファン層が60〜80km離れた会場へ足を運ぶ負荷は大きく、3,307人という数字はその移動コストを反映している。島根のケース(松江→出雲30km)よりもさらに距離が大きかったことが、より大きな動員減につながった。

Bプレミア直前シーズンの苦境が示すもの

2026年3月に改修が完了し、2026-27シーズンはBプレミア開幕とともに水戸の改修アリーナ(5,031席)でホームゲームを迎えられる計算だ。前シーズンまで4,214人を記録できていた実力と、スイートルーム・ラウンジという新設VIP席が合わされば、Bプレミア基準4,000人超は確保できると見られる。

茨城の事例が示すのは、Bプレミア参入と動員維持が「セット」ではないという現実だ。審査を通過したシーズンにアリーナが使えなくなるという皮肉な状況は、富山・島根とともに「改修工事と審査スケジュールの時間的ミスマッチ」という構造的な問題をBリーグに提示している。

決算スナップショット

本記事のデータは 2024-25シーズン決算 に基づきます(執筆時点の最新公開データ)。 急成長クラブが多いBリーグでは1シーズン分の変化が大きい場合があります。
出典:B.LEAGUE マーケティングレポート 2025-26シーズン(2026-05-21)、茨城ロボッツ公式、茨城新聞、バスケットボールキング