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2026年5月18日
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Bプレミア/競技規則・レギュレーション
B.PREMIER REGULATIONS

競技規則・レギュレーション

2026-27シーズン開幕のBプレミアにおけるサラリーキャップ・オンザコートルール・ドラフト等の公式規定。出典: B.LEAGUE公式発表。

参入要件・概要競技規則・サラリーキャップ
CONTENTS
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オンザコートルール(外国籍・アジア枠)

Bプレミアで最も大きく変わる点のひとつ。「オンザコート フリー」を導入。

HEADLINE CHANGE
オンザコート フリー
Bプレミアでは、外国籍選手のコート上の人数制限が撤廃された。 現行B1の「オンザコート2(第4Q以外)」「オンザコート3(第4Q)」というクォーター別制限は廃止され、 登録されている外国籍・帰化・アジア枠の選手を何人でも同時出場させることができる。
外国籍選手(ロスター)
最大3名
チームロスター14名中、外国籍(国際規程上の外国籍)として登録できる上限。
帰化選手 or アジア枠
+1名
帰化選手1名、またはアジア枠1名を外国籍枠とは別に追加登録可。どちらかを選択。
同時出場(コート上)
制限なし
登録された外国籍・帰化・アジア枠の選手は何名でも同時出場可能(フリー)。
区分登録上限コート上の制限備考
外国籍選手3名なし(フリー)国際規程上の外国籍
帰化選手1名(外国籍枠と別枠)なし(フリー)日本国籍取得者でFIBA規程の帰化選手
アジア枠選手1名(帰化と択一)なし(フリー)B.LEAGUEが指定するアジア国籍の選手
日本国籍選手制限なしロスターの残り全員
旧B1との比較: B1では「オンザコート2」(外国籍2名まで同時出場、第4Qのみ3名可)というクォーター別制限があった。 Bプレミアではこれが完全撤廃され、5人全員を外国籍・帰化・アジア枠で埋めることも理論上可能となる。 日本人選手が世界水準の競争にさらされる環境を作り、代表強化につなげる狙いがある。

ロスター規定

チーム登録人数と契約形態の詳細。短期・育成契約の柔軟活用が特徴。

ロスター総数
14名
シーズン中に保有できる選手の最大人数。
通常契約(最低)
10名以上
14名中10名以上はシーズン通年の通常契約が必要。
短期契約(最大)
4名まで
残り4枠は最短2週間の短期契約での登録が可能。
育成契約
2名まで
14名の内数として最大2名の育成契約選手を保有可能。
契約種別上限最短期間特徴
通常契約14名(最低10名必須)2週間〜シーズン通年が原則
短期契約4名まで2週間シーズン中の補強・緊急対応向け
育成契約2名まで(通常14名の内数)他チームへのローン(貸出)が可能
ローン(貸出)制度: 育成契約選手は在籍クラブの権利を保持したまま他クラブへのローンが可能。ローン期間は最短2週間。 同一シーズン内に元のクラブへ再登録することも認められている。

サラリーキャップ制度

Bプレミアが導入する収支均衡のための給与総額規制。ハードキャップ方式を採用。

チームサラリー上限(ハードキャップ)
8億円
税別。これを超えての選手補強は一切不可(ソフトキャップと異なり例外なし)。
チームサラリー下限(フロア)
5億円
税別。クラブはシーズンを通じてこの水準以上の給与総額を維持しなければならない。
スター選手例外条項
1.5億円でキャップ計算
年俸1.5億円以上の選手は、実際の年俸にかかわらず「1.5億円」としてキャップ算入。1チームに1名のみ適用可。
サラリーキャップ構造
0億円1.5億(スター)5億(フロア)8億(上限)10億円
スター選手例外条項の効果: 例えば年俸3億円のスター選手を保有している場合、キャップ計算上は3億円ではなく1.5億円として算入される。 残り12名分の予算として8億円 − 1.5億円 = 6.5億円が使える計算になり、 スター選手への集中投資と他選手の補強を両立しやすくする設計。
リーグキャップ上限フロア備考
Bプレミア8億円5億円ハードキャップ(超過不可)、税別
B.ONE(2部相当)4億円1.5億円同様のハードキャップ方式
ハードキャップとは: NBAのラグジュアリータックス(超過しても税金を払えば補強できる)と異なり、 Bプレミアのキャップは絶対上限(ハードキャップ)。8億円を超える状態では新たな選手と契約できない。 これにより財力のあるクラブが際限なく選手を囲い込むことを防ぎ、競争均衡を保つ狙いがある。

選手契約規定

契約年数の上限・ドラフト指名選手への特別規定など。

通常契約 最長年数
4年
1契約の最長期間は4年。4年を超える長期契約は不可。
短期契約 最短期間
2週間
シーズン中の緊急補強等に使用できる最短契約。
ドラフト指名選手
3年保証 or 2+1年
ドラフト指名選手は3年保証契約、または2年+選手オプション1年のどちらかを選択。
対象契約条件備考
一般選手最長4年最短2週間(短期)〜4年
ドラフト指名選手3年保証 or 2年+選手オプション1年本人が選択可
U22選手(18歳時)最長4シーズン18歳時点での契約上限
U22選手(19歳時)最長3シーズン19歳時点での契約上限
U22選手の契約上限は、若手選手を長期間1クラブが囲い込むことを防ぎ、選手がより高いレベルのチームへ移籍できる機会を確保するための規定。 ドラフト指名選手の「選手オプション」は、2年目終了後に選手が3年目を継続するかどうかを選べる権利。

ドラフト制度

Bプレミア発足に合わせ整備された新人選手指名制度。日本国籍選手のみ対象。

対象選手
日本国籍のみ
外国籍・帰化選手はドラフト対象外。日本国籍保持者のみ。
順位決定方式
ロッタリー方式
前シーズン成績とは無関係なロッタリー(抽選)で指名順を決定。
ラウンド構成
1R正順 → 2R逆順
1回目は正順(1位→最下位)、2回目は逆順、以降は交互。
項目内容
指名対象日本国籍の高校卒業予定者・大学在学生・大学卒業生(国内外)
順位決定ロッタリー(改良Weber方式)。前シーズン順位は直接反映されない
指名後の契約3年保証契約 or 2年+選手オプション1年(本人選択)
外国籍・帰化選手ドラフト対象外。自由契約で各クラブと直接交渉
第1回開催2026年1月29日(東京ドームシティホール)
改良Weber方式(ロッタリー): 前シーズンの順位が低いクラブほど良い順位のくじを引ける確率が高くなるが、 最下位クラブが必ず1位を引けるわけではない。NBAのロッタリー方式に近い形式で競争均衡を促す設計。 なお外国籍選手はドラフト対象外であり、各クラブが独自に交渉・獲得する。

移籍・育成契約制度

選手の流動性確保と若手育成を両立する仕組み。

育成契約枠
最大2名
ロスター14名の内数として最大2名の育成契約選手を保有可能。
ローン最短期間
2週間
育成契約選手を他クラブへ貸し出す際の最短期間。
同一シーズン再登録
可能
ローン終了後、元のクラブへ同一シーズン内に再登録できる。
制度内容活用場面
育成契約14名ロスターの内2名まで育成契約で保有可若手有望株の長期育成・試合経験の積み上げ
ローン(貸出)育成契約選手を他クラブへ一時移籍。最短2週間出場機会の確保、B.ONE等下部リーグでの育成
同一シーズン再登録ローン終了後に元クラブへ同一シーズン内に戻れるプレーオフ前の主力招集等に対応
短期契約シーズン中に最短2週間で補強可(最大4枠)ケガ対応・緊急補強
育成契約制度はBプレミアとB.ONEの間で運用されることが多く、B.ONE所属クラブへのローンを通じて出場機会を確保しながら Bプレミアクラブの選手権利を保持するという育成戦略が可能になる。 従来の最短1ヶ月から2週間への短縮化により、シーズン終盤の補強や短期的な選手調整に柔軟対応できる。

現行B1 → Bプレミア 主要変更点

項目現行B1Bプレミア(2026-27〜)
外国籍 コート上Q1〜Q3: 2名まで Q4: 3名までフリー(制限撤廃)
外国籍 ロスター特定上限あり最大3名 + 帰化/アジア枠1名
サラリーキャップなし(規定なし)ハードキャップ上限8億円・フロア5億円
ドラフト制度限定的ロッタリー方式・日本国籍対象
短期契約最短1ヶ月2週間
選手ローン最短1ヶ月2週間
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