表彰選手・受賞者 完全解説
ニュービル3年連続MVP、長崎4冠独占 — 2025-26シーズンの個人・クラブ最高峰を振り返る
2026年5月29日、東京ガーデンシアターにて「B.LEAGUE AWARD SHOW 2025-26」が開催された。MVP・ベスト5をはじめとした全個人表彰の受賞者を、スタッツデータとともに解説する。
最優秀選手賞 MVP
D.J・ニュービル
3年連続3度目のMVP受賞は、Bリーグ史上初の快挙。19.0得点・6.4アシスト・49.7%FGという圧倒的なオールラウンド数字に加え、チームトップの+6.4というプラスマイナスが「宇都宮を勝たせる男」である証明だ。リーダーズ表彰のアシスト王も同時受賞し、司令塔としての絶対的地位を示した。宇都宮をCS準決勝まで牽引した功績は、単なる個人成績を超えた価値がある。
レギュラーシーズン ベストファイブ
Nebraska帰りの"爆発力"がついにBリーグを席巻。19.5得点はレバンガで別次元の存在感。3P試投数はリーグ上位クラスで、オフザボールの動きとシュート精度が際立つ。60試合フル出場は驚異的なタフネスの証明でもある。
NBA元1巡目指名選手がBリーグで覚醒。リーグ断トツの26.5得点は他の追随を許さない数字で、60試合全スタートの安定感も光る。1.7スティールは守備でも貢献を示す万能型ウィング。得点王と同時受賞で、仙台の顔として完全に定着した初シーズンとなった。
詳細はMVP欄を参照。3冠(MVP・ベスト5・アシスト王)達成。
リーグ最高の+12.0というプラスマイナスは、チーム勝利への貢献を端的に示す。47.9%の3P成功率はリーグ1位で、FG56.5%と合わせた「高効率な攻撃」が長崎攻撃陣の核心。CSファイナルでは全3試合を牽引しMVPを受賞。帰化申請選手として来季Bプレミアでの更なる活躍も期待される。
NBA経験者が長崎で第2の全盛期。22.8得点・6.3リバウンド・3.9アシスト・1.9スティールという全方位型の数字が、ベスト5選出と6thマン賞のダブル受賞という異例の評価を生んだ。シーズン途中からスタメン昇格し、ロールが変わっても落ちないパフォーマンスがヴェルカ優勝の鍵だった。
レギュラーシーズン セカンドチーム
FG60.5%・3P47.9%の超効率シューターにしてリバウンダー。+9.8のプラスマイナスが群馬躍進の原動力。
ブロック王(1.3bpg)・スティール1.9も誇る両面攻守の要。20.7得点で三遠上位進出を牽引。
FT87.3%の安定したビッグマン。FG53.2%・3P40.2%で三河の得点源として60試合フル出場。
3P41.5%の高精度シューターPG。5.4アシストで西地区2位に牽引、早々に3年契約も締結した日本人エース。
ベスト5セカンドチーム+ベストディフェンダーのダブル受賞。1.7スティール・0.5ブロックの守備数字が示す全方位の貢献度。
個人特別賞
ベスト5との同時受賞という異例。控えから出場した試合でも22点級のパフォーマンスを維持し、長崎の層の厚さを象徴する存在。
得点数では目立たないが、4.0アシスト・1.1スティールという司令塔としての貢献度が評価された。57試合出場の安定感も新人として異例の信頼を示している。
2023-24に続く2度目の受賞。1.7スティールはリーグトップクラスで、FG51.8%と攻守の両立も証明。長崎の最終ラインを支える不可欠な存在として、優勝に大きく貢献した。
47勝13敗・得失点差+11.5はリーグダントツ1位。クラブ初のCS進出・初優勝を達成し、攻撃型バスケを浸透させた手腕が高く評価された。長崎4冠の中心人物。
CS MVP — イ ヒョンジュン(長崎ヴェルカ)
CSファイナル3試合を通じて長崎の攻撃を牽引。特にGAME2・GAME3での3P精度(リーグ最高の47.9%)が光り、琉球の守備網を切り崩した。レギュラーシーズンMVP(ニュービル)と異なる選手がCS MVPを受賞したことは、長崎の選手層の厚さを示している。
リーダーズ表彰 — 各部門1位
年間チャンピオン・4冠独占 — Bリーグ史に刻まれた"ヴェルカの年"
47勝13敗のリーグ1位でCSに臨み、準決勝・ファイナルを制して初優勝。ベストファイブ2名(イ ヒョンジュン・スタンリー・ジョンソン)・セカンドチーム1名(馬場雄大)・ベストディフェンダー・CS MVP・最優秀HCと圧倒的な個人賞の集中は、単なるチームの強さではなく個々の卓越した能力の証明でもある。