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2026年5月20日
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Bリーグ 財務ヒートマップ 2024-25

売上が大きいクラブ=財務が健全なクラブ」は本当か? B1全24クラブを6つの指標で並べると、収益規模と経営の持続可能性はまったく別物であることが浮かぶ。

緑=リーグ上位 / 赤=リーグ下位(各指標を独立して正規化)。行をホバーで詳細表示。

クラブ
売上高
TK収入
SP収入
人件費率
%
営業利益
Cap余裕
1千葉J51.715.621.429.6%+4.9-7.3
2A東京36.37.825.539.9%+0.0-6.5
3琉球35.713.411.030.3%+4.6-2.8
4宇都宮32.010.710.039.7%+1.8-4.7
5群馬25.58.711.540.0%+1.4-2.2
6DD25.45.913.039.4%+2.2-2.0
7三河25.02.417.244.0%-0.4-3.0
8SR渋谷24.54.017.848.6%+0.3-3.9
9川崎23.86.39.432.4%-0.7+0.3
10島根21.34.58.641.8%+3.1-0.9
11横浜BC20.25.17.633.2%+1.3+1.3
12三遠18.93.610.140.7%+1.7+0.3
13大阪18.22.29.235.7%-1.8+1.5
14広島17.54.47.955.4%-0.4-1.7
15佐賀17.14.28.034.5%+0.1+2.1
16秋田16.53.17.932.7%+0.2+2.6
17長崎16.44.78.660.4%-7.3-1.9
18越谷15.82.610.133.5%+0.3+2.7
19北海道15.53.25.925.2%+0.1+4.1
20仙台14.93.18.233.6%+0.5+3.0
21京都14.82.88.541.2%+0.2+1.9
22茨城14.23.36.848.6%-0.6+1.1
23滋賀12.42.75.225.0%-0.5+4.9
24FE名古屋12.11.68.841.3%-0.5+3.0
赤=各指標でリーグ下位 → 緑=リーグ上位(指標ごとに独立して評価)
行をホバーするとクラブの全指標ランキングが表示されます

ヒートマップから見えること

売上上位 = Cap余裕なし
売上TOP5(千葉J・A東京・琉球・宇都宮・群馬)はいずれもCap余裕が赤。5クラブ全員が8億ハードキャップを超過しており、Bプレミア移行後に最も大きなロスター再編を迫られる。
島根の「小さく稼ぐ」モデル
売上21.3億(10位)ながら営業利益3.1億(3位)。人件費率41.8%は中程度だが、スポンサー・チケット双方をバランスよく積み上げる収益構造が高利益率を生む。Cap余裕は−0.9億とわずかに超過だが修正幅は小さい。
長崎:孤立した赤の行
人件費率60.4%はリーグ断トツの最下位。他の5指標も軒並み下位20%に集中しており、ヒートマップ上で唯一の「全面赤」クラブとなった。営業損失−7.3億は単年の特殊要因を含むが、構造的な脆弱性が数字に出ている。
小規模でも「緑が多い」クラブ群
北海道・滋賀・秋田・越谷・仙台は売上が下位だが、人件費率・Cap余裕が緑。Bプレミアキャップ(8億)を既に大きく下回っており、ロスター補強に動ける「余裕のある貧乏クラブ」の位置づけ。
決算スナップショット

本記事のデータは 2024-25シーズン決算 に基づきます(執筆時点の最新公開データ)。 急成長クラブが多いBリーグでは1シーズン分の変化が大きい場合があります。
2025-26シーズン決算公開後(2026年秋頃予定)に更新予定